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カルチャーショック

こんにちは。外国人社員のEです。

 

この2年半はころなのせいで大変な世の中になっていますが、10月11日からほとんどの入国制限が解除され、海外からの観光客再び日本に訪れる見込むです。

自分も日本に来てまもなく5年が経ち、日本はとても魅力的だと思っていますが、やはり文化が独特でいろいろなカルチャーショックがありましたので、お話したいと思います。

 

1.音を立てて面を食べる

海外では食べているときは静かに!と教わってきましたが、初めて日本のラーメン屋で食べたら隣のサラリーマンが面をズルズルとすすっている音が気になって仕方ありませんでした。(笑)シンガポール出身の私が、日本に来る前に全く面を食べたことがないというわけじゃないけれども、こんなに音を出して食べていいの?とびっくりしました。
音を立てないで面を食べるのが、華僑(中華系の移民たち)の古来のマナーなので、中国だけではなく、台湾、香港、マレーシア、シンガポールインドネシアなど東南アジアの華僑が住んでいる国では共通のマナーになっています。右上の写真のように、一旦面を箸で取ってレンゲに入れてから食べるのが普通です。

 

2.秒刻みの時間厳守

2017年につくばエクスプレスが発車時刻より20秒早く出発したことで、運営会社が謝罪したというニュースがBBCニューヨークタイムズなど海外のメディアに取り上げられ、大きな話題を呼んでいました。

確かに、「遅刻したら悪い!」というのは万国共通だけど、「早いのもよくない!」と思うのは日本ならでは習慣ですね。打ち合わせの時、会場に早く着いてもわざわざ時間になるまで待つというのはもはや日本のビジネスマナーです。逆に、外国人相手の時間観念がゆるく、10分くらいなら遅れても気にしない人が多いので、日本人をいらいらさせるかもしれませんね。

 

3.ハンコ文化

手彫り印鑑の東堂印章

 

海外ならほとんどのビジネスシーンではサインだけで済むに対して、日本ではまだ印鑑が活躍しているようです。テレワークが普及するにつれて、電子印鑑に進化したのだが、やはり日本はしばらく印鑑と縁が深い生活が続きそうですね。

ちなみにビジネスと言えば、名刺交換も重要だが、最近海外ではlinkedというビジネス版のFacebookを使う会社がほとんどです。とはいえ、押印や名刺交換は儀式感があり、日本のイメージに合うと思います。伝統と革新、どちらを選ぶかは悩みますね。

 

4.ゴミ事情

Cultural differences us and japan

こんなに街がきれいなのに、ごみ箱がない!と、初めて日本に訪れる外国人観光客は思うのでしょう!

コンビニでサンドイッチを買って、食べ終わったらどこにも捨てられずにそのままホテルに持って帰ることは、おそらく初めて来日する人誰でも一度経験したことがあります。不便ではありますが、これぞ日本はどのくらい環境を大事にするかの証です。自分も最初はごみの分別はめんどくさいな~と思っていましたが、さすがに五年も住んでいて今は逆にごみを分別しないで捨てると罪悪感が湧くようになっています。笑

 

5.トイレ事情

ウオシュレット付きのトイレは天国です。

シンガポールでネタになっているのが、日本のビルが古そうだけど中のトイレは超きれいなのに対して、シンガポールの建物は外観的にきれいだけど、トイレは微妙だと言われています。昔はトイレがほとんど和式だったけど、今は洋式がメインです。日本のトイレは便座にいろいろな便利機能が付いていて、逆に出国したら慣れなくて困ってしまうほどです。

その中、一番評判がよいのが「おとひめ」です。使用者の気持ちまで考えてくれるなんて、まさに日本ならではのおもてなしです。

スマート便座はノーベル賞を受賞すべきです。

 

以上になりますが、まだまだ日本での生活は続くのでまたカルチャーショックがどこか知らないとこらから出てくるのが楽しみです!