先日、10月7日(木)22時41分頃に発生した千葉県を震源地としたM5.9の地震。渋谷区に建つ弊社のオフィスは震度4の揺れを受けました。
(対策本部ができるまでのスピードや首相の動きが細かく記載されていて見に行きがち)
東京23区で震度5以上を観測したのは、10年前の東日本大震災以来との報道もあり、その体感した天災の怖さから家の防災グッズ・地震対策などをこの機会に見直した方も多いのではないでしょうか。
私も持ち出し袋の中身を確認したり、倒れてしまった姿見を見直したり、絶対におしゃかにすることができない命の次に大事なHDDの避難方法を検討したりしました。(持ち出し袋にHDDもSwitchも入れたいというジレンマ)
▼ぜひこの機会にご一読を。
地震の翌日
そして地震の翌日、荒れた交通機関を突破し、一番最初に出社した社員から全社グループチャットに載せられた写真がこちら。
この被害で留まったから良いものを、社内の対策があまいことに気づかされた日でした。見直すべき項目はたくさんありました。
オフィスの地震対策
たとえば・・・
・社内連絡網の整備
・非常時向けの備品の購入、配置
(ヘルメット、ラジオ、救急用具など)
・飲料水、非常食などの備蓄
・オフィス家具、備品の固定など防災・転倒対策
・災害時の行動マニュアルの整備(避難経路、避難場所など)
・災害で出社困難な場合の対応ルールの周知
https://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2003/070/tebiki.pdf
できることから対応をすすめるとして、まずは物理的な被害や大事な社員を守るため、オフィス家具転倒防止の見直しです。
参照:東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」より
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-bousaika/kaguten/handbook/all.pdf
ふと気づいた社員用のロッカー。弊社は、フリーアドレスを採用しており自分の専用デスクを持っていないため各社員に個人ロッカーが与えられています。
(これが倒れようものなら大変なことになるぞ…)と思いつつ確認したところ、
全てのロッカーがボルトで連結され、アンカーが打たれていました!
そういえば、このロッカーが導入されたとき、弊社の棟梁(工具使いやDIYが得意な警備部社員)が一つ一つ丁寧に繋げてくれていた‥‥!
こういった最悪の想定をしたマメさと思いやりの上に安全は成り立っていると実感した瞬間です。ロッカー上の備品は移動させるか固定させるか対策が必要ですね。
弊社はまだ足りていなかった部分を実感し、考える機会となりました。今後必要な対策を随時実施し、周知していく予定です。
イベントは災害時のフローや会場の避難マニュアルが存在しますが、他にも運転中は?屋外にいるときは?など想定すべきシチュエーションはたくさん。。。
今回の地震発生時、みなさんはどんな行動を取れましたか?
バン